この記事にはネタバレ要素はほぼありません。いや、基本現地ですべて感じたいから
余計な事は知りたくない。という方でも最低限、最小限の内容になります。
それでも尚ネットを検索して来た方にとってそこそこ有益な情報になるよう努力します
詳細な情報は別記事で書きたいと思います。
今回の旅では基本的に宿をとりました。
宿の取り方、宿を取る時のタイミング、注意点などを今回の経験から書き記そうと思います。
今回の記事は愛媛&香川の宿泊先の注意点を書いて行きたいと思います。
まだ読んでない方は、前編にあたるこちらの記事をご覧ください。
歩きお遍路の宿の取り方と注意点~徳島&高知~
歩きお遍路の宿の取り方と注意点~愛媛&香川~
愛媛と香川についてはほぼ街中になるため
注意する箇所はあまり無いように感じました。
高知に比べれば割とそこら中に宿泊施設がありました。
しかし、やはりいい宿泊先が少ない場面もありましたので参考にしてください。
愛媛県 菩薩の道場編
40番 観自在寺(かんじざいじ)
この辺りから別格を廻る場合は別格7番の出石寺(しゅっせきじ)を
視野に入れた宿取りが必要です。
通常の88寺を廻るのであれば、観自在寺より少し進んだ先にある宿か、
観自在寺周辺の宿で取る事になると思います。
65番 三角寺(さんかくじ)~66番 雲辺寺(うんぺんじ)
別格を廻る場合、三角寺から雲辺寺の間に約40キロ以上の遠回りを経て
別格13番仙龍寺(せんりゅうじ)と14番椿堂(つばきどう)、15番箸蔵寺(はしくらじ)
この3寺が間に入ります。別記事で紹介しますが、三角寺から雲辺寺までは事実上
民宿は一軒しかありません。また、別格15番寺が一番遠くほぼ関係ない場所にあります。
ルート次第ですが、打戻りルートを取る場合、
この一軒しかない民宿に連泊することになります。
また雲辺寺周辺は上記の民宿が手前に一軒、雲辺寺を越え、下山して一軒と
計2軒のみです。手前で刻むのか、登って下山まで行くのかを見極め
計画的に宿を取りましょう。この辺りだけは道中が山中になるため、途中でどうにか
街中へ逃げる等の対策実質不可能です。三角寺から雲辺寺の途中で泊まるか
雲辺寺を越えて下るまで一気にいくのかの二択しかありません。
香川県 涅槃の道場編
66番 雲辺寺(うんぺんじ)
愛媛編でも紹介しましたが、このお寺周辺には気をつけましょう。
三角寺の麓で宿を取り、一気に雲辺寺を越えて下山したところの宿を取るか
三角寺を越えて雲辺寺の登山に入る前に一泊するかの二択です。
別格16番 萩原寺(はぎわらじ)
このお寺は雲辺寺の香川側の麓にありますが、
ルート的には88寺のルートを外れます。
通常ルートよりプラス7キロほどになるかと思いますので
忘れず計画に入れましょう。
別格17番 神野寺(かんのじ)
ここは金毘羅山から往復10キロ程度のはずれにあります。
金毘羅に寄りたいのであれば、要計画です。
別格20番 大瀧寺(おおたきじ)
このお寺に関しては、この通常の88か所のお寺の最後の結願寺、
88番大窪寺(おおくぼじ)を先にするか別格20番を先にするか問題が出て来ます。
はっきり言ってものすごい悩む事になります。
というのも、一番効率的、安全に行くのであれば
88番最後の遍路道、女体山を登れません。
私はどうしてもそれが嫌だったので、大窪寺を先にお参りし、
そのまま高野山へ行く人々を見送って翌日大瀧寺をお参りするルートにしました。
ギリギリで迷うと下手すると1日2日ロスになるような場合もあるので
あらかじめしっかりと予定を決めましょう。
愛媛、香川編は以上です。
正直もうずっと街中のためどうとでもなります。一部遍路道もありますが、
前半の徳島、高知のようにここじゃないとどうにもならない
みたいな場所はほぼありませんでした。
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